今すぐ学習しよう、C言語

初めてプログラミング言語を勉強するなら

プログラマーが初めて学習する言語といえばC言語であることが多かった。
今でも最初にC言語を学習する人も多くいるが、他の言語より複雑のため手間がかかるという理由でC言語を学習する人は全盛期に比べると少々減ってきている。
だからC言語の重要性や最初の言語として学ぶ意味が無いかというとそんなことはない。

C言語は、汎用性が高く、コンピュータを完全に制御できる言語だ。
その気になればプログラムでできることは、C言語でほとんどのことができる。
コンピュータを完全に制御することができるということは、近年の言語では気にする必要が無くなってしまった部分についても知識を得ることができ、一歩深い部分で仕事を理解できるようになりプログラマーとしての幅が広がる。
C言語につきものであるバグを修正する作業を体感すれば、自分がコードを書くときにもバグを減らすことにもつなげることができる。
1972年と古くに開発され、様々な後継言語があるので応用性も高い。
コミュニティも充実しており、参考書も多く学習するにあたって必要な環境は整っている。

C言語を使う仕事につきたいと思っても、その言語を使うのは機械制御などの組込み系がメインとなるため、なかなか初心者では難しいかもしれない。
最初は、品質管理など補助的な仕事からC言語に関わり、数年間の経験を積んだ後にプログラマーとして働くようになるのが一般的だろう。
C言語で仕様書に基づいて設計ができるようになり仕事の実績を残せば、プログラマーとして長期で働けるはずだ。
C言語だけを専業にして働いている人もたくさんいる。
今後も組込み系では継続して使用されるだろうから将来に役立つ言語となるだろう。