ずっと続けいていきたいなら

プログラミング言語として汎用性が高く、パフォーマンスの高い設計が可能なのがC言語である。
これをメインにして開発に携われるエンジニアは貴重な人材であり、システム開発を行っている企業では重宝される傾向が強い。
必然的に重要な仕事を任されることが多く、大変ながらもやりがいのある仕事に従事できる魅力がある。
また、C言語で開発できる案件は幅広く、様々な案件で利用できることも魅力の1つだろう。

しかし、晩年まで前線で開発に携わり続けたいと考えていても願いが叶わないことが多いことは覚悟しなければならない。
C言語はその複雑さから簡易なプログラミング言語に比べると開発速度で劣ってしまいがちになる。
それでもなお他に負けないペースで開発を行っていくためには労働時間を伸ばさなければならず、体力的にも精神的にも負担が大きくなりやすい。
またタフに働ける若いうちは良くても、歳を取ってくると無理が利かなくなって開発速度が落ちてしまい、前線で戦力として働けなくなってしまうのである。
これを念頭に置いてキャリアパスを作り上げなければならないのがC言語をメインとしているエンジニアの宿命になっている。

活躍を続けることによって管理職に引き上げてもらうのはC言語を駆使できるスキルを生かせる道として有力である。
また、独立して自分のペースで仕事ができるようにするという解決策もよく選ばれている。
一方、C言語をメインにしていると他の言語も学びやすいことから、将来的に開発速度を上げやすい言語を習得して対策するのも解決策である。